引用：GOSEN公式HP,AKPRO 16,2022年5月9日
下にまとめたから、一緒に見ていこう！
この記事を読んで分かること
・ゴーセンのAKPRO16の詳細が分かる
・ゴーセンのAKPRO16を実際に打ってみた感想が分かる
・ゴーセンのAKPRO16がどんな人に向いているかが分かる
それでは、どうぞ。
目次
ゴーセンのAKPRO16の詳細
- メーカー・・・ GOSEN ゴーセン
- 品名・・・ UMISHIMA Series AKPRO16
- 色・・・ ホワイト ブラック
- 展開ゲージ・・・ 16ゲージ（1.31mm）
- 素材・・・ 特殊海島型複合糸、特殊樹脂加工（モノフィラメント）
- 価格・・・ 3,080円
- 生産国・・・ 日本
- 特徴・・・ 独自の海島型構造を採用し、反発性・コントロール性などトータルバランスに優れたモデル。
参考：GOSEN公式HP,AK PRO 16,2022年5月9日
下に解説しているから、一緒に学んでいこう。
海島型構造とは？
AKPROをはじめ、ゴーセンのあらゆるガットに搭載されている海島型構造ですが、
「モノフィラメントの中に違う素材を入れた構造」
を言います。
分かりやすく解説します。
一般のモノフィラメントガットは、このような構造になっています。
引用：GOSEN公式HP,MICRO SUPER 16L,2022年5月9日
この画像もゴーセンの超人気ベストセラーガットのミクロスーパーですが、このように、1本の芯糸に細かい糸を巻き付けるような構造が一般的なモノフィラメントガットの構造です。
対して、AKPROは、このような構造になっています。
引用：GOSEN公式HP,AKPRO 16,2022年5月9日
このように、芯糸が3つ（3島）に分かれています。
この3つに違う素材を使用することで、反発性やコントロール性が増し、結果、AKPROは他のナイロンガットにはない独自性を発揮しているのです。
AKPRO16のインプレ
※張り上がりの写真を取り忘れ、1度打ってから撮りました。すみません。
今回のセッティング
ラケット・・・ HEAD SPEED MP
ゲージ・・・ 16ゲージ 1.31mm
テンション・・・ 45ポンド（1本張り）
普段のセッティング・・・HEAD SPEED MP に GOSEN AKPRO16 45ポンド
AKPROの第一印象
力強く飛ぶ！気持ちいい反発が魅力のガット。
ガツン！とした重めの打球感に加え、高めの打球音が相まって非常に気持ちよくボールが飛んでいってくれます。
「トータルバランスに優れたモデル」とのことですが、正しくその通りで、飛び感、コントロール、耐久性、どれも高い平均値をとっているかと思います。
ストローク、ボレー、サーブなどどれを取ってもそつなくこなせて、万能ガットという印象です。
しかしながら、打球感がスッキリしすぎていて、飛びすぎると感じる方もいるかもしれません。
また、スピン性能はあまりないため、スピンを多用する方には注意が必要ですね。
打球感
評価 ★★★★☆
打球感はとにかく気持ち良いです。スパーン！と高めの打球音でボールが飛んでいってくれます。
ホールド感もそこそこあり、ボールを掴む感覚も感じ取れます。
しかし、その部分を打球感が重すぎると感じる方もいるかもしれませんね。
ガツン！と手に残る感覚と気持ち良い打球音が欲しい！という方は非常におすすめです。
パワー、反発力
評価 ★★★★★
しっかり反発して、パワーアシストのあるガットです。
自分が想像しているよりもショットスピード、球の圧力が出ます。
その割に海島構造のおかげでボールを掴む感覚もあるので、パワー、反発力とコントロール、タッチを両立したガットと言えますね。
飛び過ぎと感じる方もいるかもしれませんが、そのボールの飛びを自分のものにできれば、ものすごい武器になります。
スピンアシスト
評価 ★★☆☆☆
スピンアシスト性能は少し弱いです。
トップスピンにしても、スライスにしても、スピンをかけようとスイングすると、スピンの掛かりよりも反発が強く、アウトしてしまうことがありました。
とはいえ、全くスピンがかからないわけではなく、しっかり下から上のスイングができれば、思い通りのスピンはかかります。
ガットにスピンアシストしてほしいという方は注意が必要ですね。
耐久性、テンション維持
評価 ★★★☆☆
耐久性に関してはナイロンガット、モノフィラメントガットにしてはいまいちです。
ブログ管理者は12時間（1ヶ月強）の使用で切れてしまいました。
とはいえ、ガットが切れるまではテンション維持もしっかりしていたし、性能の低下は感じられませんでした。
張りたてからだいたい同じ性能のまま使用できました。
ガットは滅多に切れないという方は長く同じ性能で使えるので、とてもおすすめです。
価格
評価 ★★☆☆☆
価格はモノフィラメントにしては高めです。
AKPRO16の性能を考えると納得はできますが、モノフィラメントを求めてガットを選択するとなると価格は高いと感じるかもしれません。
ゴーセンのミクロスーパーや他メーカーのシンセティックガットの方が随分低価格なので、価格重視の方は注意が必要です。
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GOSENのAKPRO16が向いてる方、向いてない方
ゴーセンのAKPRO16が向いている方は？
- ガットに反発力やパワーを求めるオールラウンダー
- ポリエステルからナイロンに変更を考えている方
- ガット選びを間違いたくない方
ゴーセンのAKPRO16が向いてない方は？
- よくガットを切ってしまう方
- ガットにスピン性能を求める方
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ただ、スピンを多用する人やいっぱいガットを切る人は注意だね。
まとめ
総合評価 ★★★★☆
ゴーセンのAKPRO16をインプレしてみました。
ナイロンモノフィラメントにゴーセン独自海島構造を採用した、他のメーカーと一線を画したモノフィラメントガットで、スッキリした飛び感やパワーアシストが特徴です。
それに加え、ボールを掴む感覚はしっかりあります。
昔からずっと愛されてきたモデルで、今でも初級者から上級者まで使用されているガットです。
どんな人にも合う間違いないガットですので、ぜひ、お試しあれ。
実際に使う時は、、、
- ポリエステルを使用していた方は +2〜+4ポンド
- ナイロンを使用していた方は ±0〜−4ポンド
くらいが丁度いいでしょう。
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