こんにちは。Runn(B)eeeers カッコビーのほそべーです。
Runn(B)eeeersは埼玉県越谷市レイクタウンを拠点にガット張りを行っています。
Runn(B)eeeersでは、1種類のガットでガット張りを行う場合、基本的に1本張りでの、ガット張りサービスを行っています。
(もちろん、ハイブリッド張りやご要望があれば、2本張りも喜んで承ります!)
何故、1本張りを推奨しているかというと、
ロールガットをお持ちの方は、1本張りと2本張りを比べて、1本張りの方が、お得に張ることが出来る場合が多いからです。
今回は、そんな、1本張りがお得な理由を解説していきます。
それでは、どうぞ。
1本張りがお得に張れる理由
まず、1本張りとは、ラケット1本にガットを張る時、縦糸と横糸を繋げて張る方法です。
ガットの始まりと終わりに結び目を作りますので、ラケットを見た時に結び目が2つだけある張り方が1本張りです。
(ちなみに、結び目が4つあれば、2本張りとなります。)
何故、お得??
ラケット1本に張られているガットを全て取ってみたとして、単純なガットの長さは約10m〜11m弱となります。
それが、ガット張りをする際に必要なガットの長さは12mとされています。
この、ラケットに張ってある、ガットの単純な長さと、ガット張りに必要なガットの長さのギャップは何でしょうか。
それは、ガット張り機でガットを引っ張るための長さになります。
ガット張りは、ガットを1回、1回、上下左右から、ガット張り機でガットにテンションを掛けながら(引っ張りながら)行っていきます。
ガット張り機でガットを引っ張るためには、機械の種類にもよりますが、ラケットから余分にガットを20〜50cm程度はみ出させなければいけません。
そのため、ラケットに張ってある、ガットの単純な長さにプラスして、引っ張る分のガット長が必要になるということです。
ガット1本に対して、両端から引っ張っていくイメージでガット張りを行っていきますので、、、
ガットを1本のまま張り上げる、1本張りの場合は、
ラケットに張ってある、ガットの単純な長さに、ガット両端に引っ張る分の長さが必要になるため、ラケットからはみ出すガットの部分は2箇所で済みます。
それが、縦糸と横糸を分けて張る、2本張りの場合は、
ガットを2本に分けてガット張りを行うため、1本目の両端、2本目の両端、合計ガットの4箇所をラケットからはみ出させなければいけません。
その、ガットを引っ張る分の長さが2箇所か4箇所かの違いで、お得さが変わってくるのです。
具体的にどのくらい変わるの?
ロールガットは概ね、200mで売られています。
2本張りの場合、どうしても最低12mガットが必要になります。
すると、12m/200m = 16.66666...回
となるため、1つのロールガットで16回、ガット張りを行うことが出来る計算となります。
しかし、ストリンガーの技量や、ガット張り機の性能によっては、1回のガット張りで12m以上を取ってしまい、1つのロールガットで15回、14回しか張れないということが発生します。
それが、1本張りの場合、引っ張る分のガットの長さが2本張りの半分で済みますので、
ラケット1本につき、11.0m〜11.6m程度で張ることが出来ます。
すると、11.0m/200m = 18.18181...回
そして、11.6m/200m = 17.24137...回
1つのロールガットで14回、15回しか張れない可能性がある、2本張りと違い、17回張れることも多い上、最高18回張れる張り方が1本張りになります!!
しかしこの場合は、1本張りが出来ません
- ハイブリッド張りをしたい(縦糸と横糸の種類を変えたい)
- 縦糸と横糸でテンションを変えて張りたい
以上の場合は、縦糸と横糸を分けて張る必要がありますので、1本張りができません。ご注意ください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今現在、ロールガットをお持ちで、縦糸と横糸を同じガットを張っている方は、ぜひ、1本張りをおすすめします。
というより、2本張りにするメリットがないですね、、、
ぜひ、ご自身に合ったガットの張り方を見つけて頂き、ガット張りはRunn(B)eeeersへご用命ください!
ガット張りのお問い合わせはこの記事からどうぞ(^^)/
ぜひ、Runn(B)eeeers カッコビーをよろしくお願いいたします(^^)/