こんにちは。Runn(B)eeeers カッコビーのほそべーです。
Runn(B)eeeersは埼玉県越谷市レイクタウンを拠点にガット張りを行っています。
皆さんの使っているラケットに張られているガット、、、
張ってからどのくらい経っていますか??
ガットには張ってから寿命があります。
寿命を過ぎたガットを使い続けると、ケガの危険性がグッと上がります。
今回は、ガットの寿命について、解説していきます。
この記事を読んで、
「このガット、ガット張ってからもう、しばらく経つなぁ、、、」
「中古ラケットをガット張られたまま買ったけど、いつ張ったものなんだろう、、、」
そんな方は、ぜひ、ガットの張り替えをご検討ください。
それでは、どうぞ。
ガットの寿命について説明します
冒頭でも話しましたが、ガットには寿命があります。
ガット張りが終わってから、テニスをしなくても、ガットは伸び続けていきます。
これは、どんなにストリンガーの技術が高くても、ガット張り機がどんなに高くても、避けられない事実です。
そして、ガットが切れないまま、使い続けていると、やがてガットが伸び切り、寿命がきてしまいます。
ガットの材質にもよりますが、概ねガットの寿命はこんな感じです。
- ナイロンガット ・・・ガットを張った日から3ヶ月
- ポリエステルガット ・・・ガットを張った日から1ヶ月
これは、あくまでも、目安としてください。
残念ながら、ストリンガーの技術が低かったり、雨の日にテニスをしたりすると、ガットの寿命は短くなっていきます。
上記の、期間はあくまでも最長の寿命とお考え頂き、
「最近、ボールが飛ばなくなったなぁ。。。」
「ボールに回転がかからなくなってきた。。。」
「ボールを打つ時の衝撃が強くなった気がする。。。」
テニス中に、ガットに何か異変を感じましたら、ぜひ、Runn(B)eeeersへご相談ください。
ガットの寿命が来るとどうなる?
ガットの寿命が来るとどうなるでしょうか。
少し、考えてみましょう。
ガットが伸びるメカニズム
ガットの寿命とは、ガットが伸び切った状態を言います。
ガット張りは、ガットに何もストレスがかかっていない状態(買ったままの状態)から、機械で引っ張りながら、ガット張りをしていきます。
例えば、50ポンドでガット張りをしようとすると、1回1回、22kg強の力でガットを引っ張りながら、ガット張りを行います。
つまり、ガット張りが終わった瞬間から、ラケットに張られたガットは常に22kg強の力で引っ張り続けられる状態になるということです。
地球上に、引っ張り続けられても、伸びない素材などありません。
どんなゴムだって、引っ張り続けると伸びます。
金属だろうと、強い力で引っ張り続けると伸びます。
そして、伸ばし続けると、切れます。
ガットも例外ではありません。
常に22kg強の力で1〜3ヶ月引っ張り続けられるのです。
伸びないわけがありません。
そして、ラケットのフレームがありますから、いつかは伸び切ります。
それが、3ヶ月経っても、テニスをした回数が少なかったり、ボールを強く打つ機会の少ない方だったりすると、ガットが切れず、使い続けられてしまうということです。
しかし、ガットが切れないからと言って、伸び切ったガットでテニスを続けることは、絶対におすすめしません。
それは、何故か、解説していきます。
体のケガに繋がる
先ず、第一に考えていただきたいのは、体のケガを誘発してしまうということです。
ガット張りを終えたばかりのガットは、もちろん、伸びる余地がたくさんあります。
つまり、ボールを打った際に、「グッ」とボールを掴んで、跳ね返すということが出来ます。
この、「グッ」とボールを掴む。という時に、ボールの衝撃をガットが吸収してくれるという訳です。
これが、3ヶ月経ち、伸び切ったガットでテニスをしたとしましょう。
ガットに伸びる余地は全くありません。ボールが当たっては、そのまま、跳ね返す。
つまり、板でボールを打っていると変わりません。
ボールの衝撃が、ガットに吸収されず、そのまま、腕が受けることになります。
1回のテニスの練習で、どんなに少なくとも自分は随分少なく見積もって、200球以上は打っていると考えましょう。
200回以上、腕がボールの衝撃を受けるということです。
肩や肘、手首にその衝撃が蓄積され、ケガをしてしまうのは容易に想像できるかと思います。
プレーの質が落ちる
ガットの寿命が来ると、こんな事が起きます。
- ボールが飛ばなくなる
- ボールに回転がかからなくなる
- ボールの衝撃が腕にそのまま伝わる
これが、ご自身のテニスのプレーへ悪影響をもたらします。
ボールが飛ばなくなると、どうしますか?
多くの人が、
「もっと速く、強く、ラケットを振ろう」
と考えるのではないでしょうか?
(足の力をもっと伝えよう!と考えられれば、素晴らしいです!)
「もっと速く、強く、ラケットを振ろう」
と考えてしまえば、ご自身のいつものフォアハンド、バックハンド、サーブのフォームは変わってしまいませんか?
では、ボールに回転がかからなくなると、どうしますか?
「もっと回転をかけるように、腕、手首を使って、ラケットを振ろう」
と考えるのではないでしょうか?
(足の力をもっと伝えよう!と考えられれば、素晴らしいです!)
「もっと回転をかけるように、腕、手首を使って、ラケットを振ろう」
と考えてしまえば、ご自身のいつものフォアハンド、バックハンド、サーブのフォームは変わってしまいませんか?
では、ボールの衝撃が腕にそのまま伝わってくると、どうしますか?というより、どうなるでしょうか?
これは、あまり、意識したことがないかもしれませんが、腕に衝撃が強くなってくると、その衝撃を避けるために、人間は楽なフォームを探し始めます。
すると、いつの間にか、ご自身のフォームが変わってしまうのです。
ガットの寿命が来てしまうと、ボールを飛ばすために、回転をかけるために、衝撃から避けるために、、、
ご自身のフォームを知らぬ間に変えてしまうことになるのです。
すると、手にばかり力が入り、いわゆる「手打ち」となり、良いフォームで打てなくなってしまいます。
楽しくない
ガットの寿命が来てしまうと、テニスが楽しくありません。
どなたも、ガット張りたての気持ちよく打てる状態を頭に入れながら、テニスをしているかと思います。
ガットは、張りたてと寿命が来たものだと、ガット性能の半分の力も出ない場合があります。
寿命が来てしまうと、もちろん、気持ち良く打てません。つまり、楽しくないのです。
テニスをするために、たくさん準備が必要かと思います。
テニスコートをずっと前から予約して、着るものと、着替えと、タオルとスポーツドリンクと、、、色々準備して。
当日は、テニスコートに自転車や車で移動して。
テニスをするために、こんなに労力を割いているのに、実際にプレーをした時に、
「楽しくない!!」
そんなこと、悲しすぎますよね。。。
ですから、Runn(B)eeeersでは、定期的なガットの張り替えをおすすめしています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、ガットの寿命について解説していきました。
テニスは、小さい頃から、シニアの方々まで、長く続けることの出来る、最高のスポーツの1つです。
だからこそ、楽しく、ケガもなく、続けていきたいものですよね。
ですから、定期的な、ガットの張り替えをおすすめしています。
Runn(B)eeeersでは、高品質なガット張りを低価格でご提供しています。
ガット張りのお問い合わせはこの記事からどうぞ(^^)/
ぜひ、Runn(B)eeeers カッコビーをよろしくお願いいたします(^^)/