中には、脱水症状対策はもちろん、次の日に疲労を残さないようなスポーツドリンクもあるよ。
下にまとめたから、一緒に見ていこう!
この記事を読んで分かること
・スポーツドリンクを飲む理由が分かる
・スポーツドリンクに必要な成分が分かる
・元インターハイ選手がオススメするスポーツドリンクが分かる
それでは、どうぞ。
目次
【最強のスポドリはこれだ!】夏に向けてスポーツドリンクを厳選しよう!
自分に必要な成分や効果を考えて、自分にピッタリなスポーツドリンクを選んでみよう!
スポーツドリンクを飲まなければいけない理由
改めて聞かれると答えられないなぁ。
最後にオススメのスポーツドリンクを載せてるから、何が自分に合っているかが分かると良いね。
運動時にスポーツドリンクを飲まなければいけない理由は大きく1つ
脱水症状を防ぐ
この点です。
熱中症や足がつるなど、他にもあるかと思いますが、これらは適切な水分補給が出来ていると、リスクを大きく減らすことが出来ます。
ですから、本記事では、脱水症状に焦点を当てて解説していきます。
脱水症状対策
人間の体は約60%が水分で出来ています。
この水分が2%失われると喉が渇き、3%失うと運動能力に悪影響を及ぼすとされています。
4%失うといわゆる脱水症状となり、めまいや吐き気が発生し、最悪の場合は死に至ることもある恐ろしい症状です。
単純計算で60kgの成人男性が1.5Lの汗をかくと4%の水分量を超えてしまいOUTです。
スポーツをしているときには体温が上がり、その体温を下げるために発汗します。
発汗=体外に水分を出す
ですから、徐々に体内の水分量は減っていくわけです。
でも、夏にテニスをすると1時間で1.3L〜2.6Lの汗をかくと言われているんだよ。
水ではダメなのか
結論、ダメです。
汗に含まれる主な成分はこの通りになっています。
- ナトリウム
- カリウム
- マグネシウム
- カルシウム
- 塩化物
汗をたくさんかくと、もちろん、体内からこれらの成分も失われ、体内の塩分濃度はどんどん下がっていきます。
ここで、身体は同じ塩分濃度のものしか吸収できないと考えてください。
体内の塩分濃度が下がった状態で水を摂取すると、身体は水を吸収できずにそのまま尿として排出されてしまいます。
つまり、のどが渇いた状態だと、水を飲んでも身体に吸収されず、脱水症状と大きく変わらない状態となってしまうのです。
スポーツドリンクに必要な成分
では、スポーツドリンクに必要な成分は何か解説していきます。
ズバリ、必要な成分は塩分です。
というのも、日本スポーツ協会では、推奨するスポーツドリンクについて、0.1~0.2%の食塩(ナトリウム40~80mg/100mL)を含んだ飲料としています。
このくらいの塩分濃度があれば、汗をたくさんかいた身体でもうまく吸収できます。
やっぱ安いほu(ry
付加価値が付いたスポーツドリンクもたくさんあるんだよ。
スポーツドリンクの付加価値
塩分以外にスポーツドリンクにはこんなウリ文句が付いているのを見たことがあると思います。
- BCAA2000mg配合!!
- クエン酸3000mg配合!!
- ミネラル・鉄分配合!!
などなど。。。
これらは、スポーツドリンクに必要最低限の成分を配合した上に付加価値を付けたものと言えます。
BCAA(アミノ酸)の効果
BCAAとは分岐鎖アミノ酸 Branched Chain Amino Acidの頭文字を取った略称で、必須アミノ酸である9種のアミノ酸の内、バリン、ロイシン、イソロイシンの3種類のことを指します。
ちなみに、
- BCAAが必須アミノ酸3種類
- EAAが必須アミノ酸9種類全部
を指します。
※アミノ酸やEAAに関しては、書けば日が暮れるので、興味のある方は調べてみてください。
BCAAはタンパク質が筋肉を作る働きを促進してくれる効果があり、運動時のパフォーマンスを向上させたり、筋肉増強を助けます。
プロテニス選手もトレーニングなどを行う際に積極的に取り入れている成分で、筋疲労の早期回復や体にかかる負担が軽減できます。
負荷の高いトレーニングや試合のある時に取り入れたい成分です。
クエン酸の効果
クエン酸はミネラル成分の吸収を促進させる効果があり、乳酸などの疲労物質を分解してくれます。
更に、ビタミンB群を一緒に摂取することで、更に身体の疲労物質濃度を薄め、運動後の疲れや手足のむくみが出ないようにする効果があります。
翌日に疲れを残したくない時に取り入れたい成分です。
ミネラル・鉄分の効果
ミネラルや鉄分は身体中に酸素を運ぶ働きをしますが、汗をかくと塩分と共に体内から失われていきます。
不足すると酸欠を起こす可能性があり、更に、鉄分に関しては不足すると貧血を起こす可能性もあるため、取れる時は摂っておきたい成分です。
長距離走などの長い時間の運動の際や単純な暑い時期の水分補給の際に取り入れたい成分です。
ゆっちゃんは試合の時に力を発揮したいから、BCAAの入ったスポーツドリンクが欲しいな!
スポーツドリンクは運動前と運動後に分ける
すごく簡単に解説するからついて来てね。
スポーツドリンクは「アイソトニック飲料」と「ハイポトニック飲料」の2種類に分けられます。
この2つは糖分や塩分の濃度に違いがあって、運動前に飲みたいものと運動中に飲みたいもので分かれます。
アイソトニック飲料
アイソトニックは等張液という意味であり、体液に近い状態に作られていることが特徴です。水分、糖質、塩分がバランスよく吸収されるように作られています。
日本体育協会は運動による熱中症予防について、
「1時間以上の運動をする場合には、4~8%程度の糖質を含んだものが健康維持のためだけでなく水分補給効果にも役立ちます」
としていて、運動する際の効率的な水分補給にアイソトニック飲料はオススメとしています。
代表的なアイソトニック飲料
- アクエリアス
- ポカリスエット
- GREEN DA・KA・RA
などなど。。。
ハイポトニック飲料
ハイポトニックは低張液という意味であり、糖質濃度が4%未満で体液よりも薄い状態で作られています。
激しい運動で大量に発汗した場合、体液の塩分濃度が薄くなりますが、その時にアイソトニック飲料より、ハイポトニック飲料の方が水分吸収が早くなります。
スポーツドリンクを飲んでから、吸収までを早くしたい、運動中や運動後の水分補給にはハイポトニック飲料がおすすめです。
また、糖質濃度が4%以下と比較的カロリーが低かったり、中にはゼロカロリーのものもあるので、ダイエット中の方や、運動中に糖質を摂りたくない方には、ハイポトニック飲料がおすすめです。
代表的なハイポトニック飲料
- イオンウォーター
- アミノバリュー
- VAAM
- アクエリアス・ゼロ
などなど。。。
簡単には、
「味が濃い目のスポーツドリンクは運動や試合をする1時間前〜」
「スッキリした味のスポーツドリンクは運動中や試合中からクールダウン時まで」
って覚えると間違いないよ。
スポーツドリンクの飲み過ぎに注意!
スポーツドリンクは運動するには必須ですが、注意したいのは、その飲み過ぎです。
それは、糖分摂取過多になってしまうからです。
というのも、WHOによると食事以外で摂取しても良い糖質の量は、一般的な大人で平均25g程度としていて、500mlのスポーツドリンクを飲み干すと30g〜60gの糖質を摂取してしまうことになります。
糖質過多により、吐き気や頭痛などが起きる可能性もあり、これをペットボトル症候群と呼びます。
糖質を摂りすぎないためには飲む量を考えないとね。
最大のパフォーマンスを出すにはここまで気を使わないといけないんだよ。
おすすめのスポーツドリンク
僕が実際に使っているものもあるから、参考にしてみて。
アイソトニック飲料
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★ミネラル・鉄分配合!甘さすっきりめでオススメ!
ブログ管理者は試合前はいつもこれを飲んでます。
少しでも鉄分が欲しいので。。。
サントリー GREEN DA・KA・RA冷凍兼用600SM一般
ハイポトニック飲料
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★体脂肪低減効果が確認されているアミノ酸が配合!
運動中の脂肪の代謝を促進してくれます。汗のかき方が変わってきます。
ダイエット中の方にオススメ!
ヴァームスマートフィットウォーター 香るレモン風味(500ml*24本入)
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★とにかくハイパフォーマンスを出し続けたい方へオススメ
値段は張りますが、クエン酸を500ml当たり3525mgという非常に高い量を配合していて、疲労物質をいち早く分解してくれます。
連日練習や試合がある方はその時だけでも摂取したい品です。
(ブログ著者は現役の頃、大会期間中は毎日飲んでいました。)
まとめ
でも、分かった部分もあれば、分かりづらい部分もあったな。。。
最後に完結にまとめてるから、チェックしてみてね。
スポーツドリンクにも人によって良く効く効かない、美味しい美味しくないがあるから、この記事の知識も覚えつつスポーツドリンクの成分に注目してテニスを楽しんでいってもらいたいな。
まとめ
- 運動中はスポーツドリンクが重要!
- 人間の身体は約60%が水分でできていて、4%減ると命に関わる
- 水では吸収できない場合がある
- BCAAやクエン酸、ミネラル、鉄分など、付加価値が付いているスポーツドリンクがある
- アイソトニック飲料とハイポトニック飲料を使い分けると尚良い
- 飲み過ぎ注意
スポーツドリンクをうまく味方につけて、テニスの実力向上につなげましょう!